シンプルに集約された濃密な手法で
10年以上悩んでいた痛みや不調が解消した

ぎっくり腰をきっかけに脱サラして治療家に
「健康面でのサポート役になれば明るい世の中になる」

施術歴30年を超えるキャリアを持つ長山正教先生。治療家になる前は、精密機器の大手メーカーにＯＡ機器の設計技師として勤務。31歳の時、ぎっくり腰が突然襲ってきた。直接的な原因はわからなかったが「連日の残業、日常の疲労とストレスが引き金になったのではないかと思います」。痛みが仕事に支障をきたす原因となり、初めてカイロプラクティックの看板を掲げる治療院に飛び込んだ。実際に施術を受けて、痛み、不調から解放され、カイロプラクティックの技術に興味を持ち始め、関心も膨らんでいった。

「機械設計の世界だけではなく、いろいろな分野で活躍されている方々と直接触れ合い、コミュニケーションをとりながら、健康面でのサポート役になれば明るい世の中になる」と思い、退路を断って治療家の道へ大きく舵を切った。専門学校で理論と技術を学びながら、鍼灸、整体、マッサージの治療院で実践を重ね、情熱も医療に方向転換。

その後も江戸時代から東京・千住で骨接ぎを始めた接骨院の草分け「名倉外科医院」などで働きながら、柔道整復師とあん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。1996年に川崎市高津区で「あさひ鍼灸整体院・接骨院」を開院した。

根本治療をメインに掲げ、西洋医療と東洋医療の両面から早期改善を目指す

「からだは不具合に対して24時間ずっと闘いますが、その相手が強敵過ぎると治すのではなく、悪化を防止するために不具合のまま症状を固定して守ろうとします。根底には回復のプログラムが存在します。シンプルに集約された濃密な手法で生命の神秘にアプローチ。対処療法ではなく根本治療をメインに掲げています」と長山先生。患者さんの症状を掘り下げて原因を究明して余計なことはせず、西洋医療と東洋医療の両面で早期改善を目指す。

患者さんの80％ は肩こり、腰痛、膝痛といった3大症状。施術は適切な提案・相談をしながら、整体・マッサージ、オステオパシー、武術由来の活法、鍼灸、痛くないソフトカイロプラクティックなど多種多様の手技で心地よく刺激を与え、緊張を緩めて可動性を高めていく。力ずくで矯正することは効果や安全性を欠くため、患者さんの治る能力を利用して行う。

治療効果に早期の改善が期待できる微弱電流治療器「アキュスコープ・マイオパルス」も活用。この治療器はアメリカNASAの技術を使い開発。従来の低周波、高周波、超音波治療器とは違い、治療器自体がからだの状態に合わせ最適な治療電流を患部に送り込み、痛みの軽減や緩和、機能回復の促進に効果を発揮、改善に導く。「炎症性の熱感や腫れ、打撲、捻挫などに効果的。冷やしたり、湿布を貼ったり、テーピング、鎮痛剤の服用だけでは早期回復は望めません」。

「エネルギー療法」を発展させた遠隔治療で
自律神経のバランス整え自然治癒力を活性化

通常の施術で取りきれなかった根強いコリ、痛みの解消には「エネルギー療法」を取り入れている。この療法は、長山先生が患者さんに「霊気」と「気功」の観点から患者さんにエネルギーを与えることで「気」と「血」の流れをよくさせて、根本の治癒力を高めていく手技。さらに、「エネルギー療法」を発展させた遠隔治療も行っている。

長山先生は「距離と空間を超えて相手に『気』のエネルギーを送り量子力学と物理学を応用。施術する人の意識、意思が治療効果に一番大きく影響を与える療法。鍉鍼（刺さらない針）をツボにあて効果を得る施術と似た考え方で、合気道の合気をイメージ。触らず効果を確認しながら空間で共鳴させて治します」と解説。タブレットなどの情報通信機器を利用して診療を提供システムで「肩こりなどの痛みを軽減。からだの気と自律神経のバランス整え自然治癒力を活性化させます。二日酔いといった体調不良にも効果をあげました」と続けた。

健康と美容は二人三脚的存在。双方を高めることで真の美容・老化防止効果が得られ、健康状態が改善されてからは美容の施術を増やしていくことも大切。鍼灸・整体・マッサージ・ＡＷＧ（特殊周波数治療器）で、お肌を中心として細胞組織・血液・リンパ・ホルモン・免疫などを活性化。デトリックス効果をもたらすという「美容健康コース」がスタート。お肌の老化防止・若返りや病気予防・健康増進を目的とした独創的なオリジナルの手法で「お肌の衰えや健康に自信がもてなくてお悩みの方にお勧めです」。

一人ひとりの健康状態を的確に見極めて、より深い部分までじっくりと施術を行うので改善に期待ができる。長山先生の手技は、地元の患者さんはもちろんのこと、遠方の患者さんからも信頼が厚い。

　「人のからだは十人十色。痛みの症状、根本原因もそれぞれ違うので丁寧なヒアリングでお悩みをしっかり把握することを心掛けています。患者さんの本当によくなったという笑顔を目標に効果的な手法を探索していき、満足度の高い施術でお役に立ちたい」。患者さんのあらゆる悩みに対応し、どう改善するのかを組み立てていくために、長山先生は新しい治療技術を常に学び、研鑽や努力を惜しまない。