１回で効果を実感できる、背中をゆらしてゆがみを正す“DRT療法”根本改善で快適生活のお手伝い!!

リラックスできる雰囲気づくり内装もインテリアもすべて自分の手で

2023年、千葉県千葉市若葉区に「千城台みなみ整体院」を開院した石井竜一先生。開院間もないピカピカの整体院は、院内に一歩足を踏み入れると、開放感あふれるオシャレな空間が広がる。テーブル、椅子、カーテン、小物類は石井先生のチョイスで、床材は自分で張ったという。「節約のためもありますが、内装やインテリアを考えるのが好きなのでトライしてみました」。

来院する患者さんに、まずはお茶か珈琲をお出しして、リラックスしていただく。珈琲コーディネーターの資格を持つ石井先生が、その場で豆を挽いて提供する。「開院したばかりなので、何より患者さんとの信頼関係を大切にしています。ゆったりくつろいでいただいたあとに問診でお話を伺い、施術へと移ります」と石井先生。施術時間は決まっているが、次の枠が開いている場合は、患者さんとの会話を楽しみ、信頼関係を大切にしたいと話す。「単に施術する場ではなく、心身ともに元気になって帰っていただきたいと思っています」。

ぎっくり腰になり、大ショック!! “DRT療法”との出会い。独立開業を決意

開院までの経緯を伺った。「35歳のとき、ぎっくり腰になったんです。バーンという一撃で、今までにない感覚を受けました」。10代の頃から“人の役に立つこと”を信条にしていた石井先生は、18～21歳まで海上自衛隊で勤務し、その後も予備自衛官として、必要な時、日本のために活動している。「身体を鍛え、毎年訓練に参加していたので、体力には自信があったんです。仲間や同僚に運動面のアドバイスやケガの防止策などを伝えていたのにも関わらず、自分がぎっくり腰になったことにとてもショックを受けました」。

それから一週間まったく動けなくなり、10日目に整形外科で診察したが、レントゲンやＣＴ検査をしても特に問題はなく、腰のリハビリを受けるも、５年経過しても違和感があり、ぎっくり腰再発や不調が続いたという。「一度身体を痛めると、完治は難しいのだと痛感しました。ただ一方で、根本的な治療が絶対にあるはずだと信じ、あれこれ調べていました」。そして出会ったのが、上原宏先生が考案した“DRT療法”だった。

うつぶせになった状態で約5分、腰から背中にかけてゆらゆらと揺らしていくシンプルな療法だが、「一回受けただけで体が軽くなり、初めて痛みがなくなっていく感覚を味わいました」。6回目の施術でほぼ痛みがなくなり、快適な日常生活が送れるようになった石井先生。これまでに整体の勉強や筋肉をつける身体の構造や仕組み、栄養学などを学んでいたこともあり、治療に関する仕事をしたい。身体に悩みを持つ方の手助けをしたいと、独立開業を決意した。会社勤めの傍ら、上原先生の講習会や全国から集まった治療家の先生たちとともに「DRT」を学び、技術向上を図る勉強会に参加しながら知識と技術を磨き、開業に至った。

運動法や栄養についてアドバイス地元の活性化と元気な人生を応援する

「DRT」とは、「ダブルハンド（D）・リコイル（R）・テクニック（T）」という“背中ゆらしの整体療法”だ。「痛みが改善しなかった理由は、骨盤骨格、背骨のちょっとしたズレでした。それを放置してしまった結果です」。脳は防衛本能として、筋肉を無意識のうちに緊張させ、体のゆがみを強制的に抑えていたが、背中揺らしにより、背骨や骨盤骨格のゆがみが解消され、脳からの神経伝達がスムーズに働いたことで、筋肉の緊張が解け、体に備わっている免疫システムの機能が向上する、という仕組みだ。

「DRTは、どのような症状にも対応できるのが強みです。いったん治ったように見えても完治するのは大変ですし、手術しても今ひとつよくならない、と長年悩みを抱えていらっしゃる方が、リハビリや術後のケアで来院されます」。整体は“身体を整える”と書くが、身体の基本でもある背骨を整えることを疎かにしてはいけない、と強調する。不調は放置せず、違和感を感じたら、背骨自体を早めにしっかり整えることが大切だと話す。

さらに、患者さん自身にも日常的に健康を意識してほしいと話す。「自宅でもできることはたくさんあります。食生活に関しては、高齢者は代謝があまり良くないので、若者よりたんぱく質を多く取った方がいいということや、身体づくりのために、脂身の少ない肉や魚を積極的にとるようお伝えしています」。ほかに、姿勢・歩行改善、筋力トレーニングの仕方も丁寧にレクチャーしている。

将来的に取り入れていきたいのがオプションメニューだ。「メディカルヘッドスパ美容矯正士」「中国式足つぼ療法師」「ハンドリフレクソロジスト」「姿勢改善アドバイザー」「VALXベーシックパーソナルトレーナー」など数々の保有資格を活かし、手、足、頭など部位に特化したケアも取り入れていく予定だ。

活気があり大好きな千城台の少しでもお役に立てたら、と石井先生。「人生100年時代。誰もが筋力をつけて、イキイキと元気に健康に年を重ねていってほしいと願っています」。