痛みのない『DRT』メインの施術で
症状の原因を根本改善!!
健康で快適な日々をお約束します。

サッカーコーチから一転、治療家を志し柔道整復師に

兵庫県高砂市にある「ごうだ整骨院」の合田芳樹先生。子どもの頃はサッカーひと筋で、中学生の時には全国大会ベスト4の成績を修めたこともあるという。大学卒業後、小学校の補助教員をしながら、キッズ・小・中学生のサッカーコーチとして活動した。その後教員を辞め、サッカーの指導に専念し、コーチとしても全国大会を経験する。教え子にはＪリーガーや海外で活躍している選手もいるという。

「私自身は小学生の時から長い間腰痛に悩まされていました。20代で３回のぎっくり腰、20代後半からは両脚に痺れを感じるようになり、坐骨神経痛にも悩まされました」。10代の時から、整形外科や整骨院、鍼灸院に通い続けていた合田先生は、30歳を目前に自分の人生を振り返る。「このままではいけない。私のように長く痛みで悩んでいる方の力になりたい！」と一念発起。28歳でサッカーのコーチから一転、治療家を目指した。柔道整復師になるために専門学校に３年間通い、大阪や地元の整骨院に約４年半勤めた。

「整骨院には、柔道整復師・鍼灸師・カイロプラクティック・オステオパシーを取り入れた、さまざまな経歴を持つ先生が在籍していましたので、治療に関するさまざまな知識を得ることができました」。さらに、1日100名近く来院する患者さんの、数多くの症例を間近に見て学ぶことができた。

DRT施術がメインの整骨院にシフトチェンジ

「私自身も、マッサージ・電気・シップ・鍼灸・バキバキならす矯正、痛み止めの薬などあれこれ試しました。そんな経験も今とても役に立っていると感じています」。さまざまな経験と技術を習得した合田先生は、2014年、高砂市に「ごうだ整骨院」を開院する。そんなある日、「背骨をゆらゆらすると背骨が柔らかくなり、痛みがなくなっていきます」と書かれた知り合いの整骨院のホームページを見つけ、半信半疑ながらも、とりあえず出向いて、話を聞きながら施術を受けた。

すると、「ウソのように痺れがなくなったんです。マシになった、ではなく、“治っている”という感覚で、本当にびっくりしました」。これがDRTを学び始めるきっかけとなる。

開院して5年が経過し、もちろん症状が良くなる患者さんはいたが、なかなか思うような治療結果が出せないこともあり、思い悩んでいる時期でもあった。

「DRT」とは「DoubleHand-Recoil-Technique（ダブルハンド・リコイル・テクニック）」の略で、上部頚椎のズレを頚椎にふれずに矯正するテクニックのこと。上部頸椎カイロプラクティックの第一人者である上原宏先生が30年の臨床で延べ15万人の施術の経験から生まれたテクニックだ。

2021年、「ごうだ整骨院」は院名そのままに、DRT施術をメインに行う整骨院にシフトチェンジした。「DRTを取り入れてからは、患者さんの改善率が格段に良くなりました。開業当初は、痛いと訴える部位をぐいぐいマッサージするところがありましたが、今は優しく触れるソフトな整体に変わりました。私自身もDRTを受けることで、腰痛も痺れもすっかりなくなりました。思い返せば、小学生の頃から寝ながらテレビを見たり、猫背で姿勢が悪かったので、それが腰痛の原因になっていたのだと理解できます」。

痛みの出ない再発しない身体づくりを目指す

身体の不調の原因は、上部頸椎とくに第2頸椎（C2）に歪みがあり、第2頸椎が歪むことで、脳からの神経伝達がうまく働かず自然治癒力が低下しまい、寝ても治らない状態になってしまっている。歪みの理由は、猫背姿勢・日常生活の悪い癖（足を組む癖など）・運動不足による筋力の低下などが考えられるという。骨盤から背骨を両手で優しく5～7分揺らし、骨盤・背骨の歪みを正しい位置に戻すことで、首、第2頸椎（C2）のズレを整える。そうすることで全身の骨格バランスが整い筋肉の緊張も緩み、神経の流れも正常になる。『寝れば治る』という自然治癒力が働く状態になる。

DRT整体は、背骨を1ヶ所ずつ矯正するのではなく、背骨を一つのユニットとしてとらえ、全体の動きを整えるという特徴がある。

「検査では三大指標として、ふくらはぎ、首、肩の3つを押さえ、施術前と後の感覚の違いを確認しています」。施術後、「痛くない」、「柔らかくなってる」と90％以上の患者さんが驚きの表情を見せるという。合田先生が目指すのは、自然治癒力を引き出し、痛みの出にくい再発しない身体をつくること。「睡眠は大切です。寝ることで回復力が高まり、体質改善にも効果的です」。

「薬を飲んでも何をしても良くならなかったと訴えていた患者さんが、痛みから解放されて卒業していく患者様の笑顔を見るのが何よりの喜びです」。患者さんの健康な日々を願い、姿勢、座り方、立ち方など日常のアドバイスも忘れない。

東京や大阪で開催される多くのDRTセミナー・勉強会に参加し、2021年6月「日本DRT協会」認定のインストラクター資格を取得した合田先生。現在も、DRTオーソライザー資格を得るために受講を続けている（2023年7月現在）。

定期的な勉強会を開催し、主婦や会社員、治療家に向けて、惜しみなく技術を提供している（写真）。「いろいろな治療を試したけど、良くならなかったと諦めている方に一度DRTを試してもらいたいです。お1人でも多くの痛みや不調で困っている方のお役に立てるように、これからも日々研鑽を積んでいきたいと思います」。